この記事は、私にとって一番書きたくなくて、でも絶対に書かなければならない記事です。
2023年5月、私はTwitterで知り合った相手からのロマンス詐欺で1189万円を失いました。家族のいる身で、眠れない夜を何度も過ごし、最終的には所有していた不動産を売却して、なんとか家計と精神を立て直しました。
この記事では、同じ目に遭う人を一人でも減らすために、私の経験から学んだ「ロマンス詐欺で絶対にやってはいけない5つのこと」と、被害から立ち直る方法をお伝えします。
⚠️ 最初に伝えたいこと
ロマンス詐欺は「恋愛経験が浅い人」「孤独な人」だけを狙うわけではありません。私のように家族がいて、国家資格を複数持ち、お金のリテラシーがあると思っていた人間でも、SNS上で何ヶ月もかけて関係性を築かれれば、平気で1000万円超を失います。「自分は大丈夫」は最も危険な考えです。
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先に結論
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📑 目次 Contents
- きっかけはTwitterでのフォロー返し
- 3ヶ月かけて"恋人"になり、投資の話が出てきた
- やってはいけないこと①:SNSで知り合った相手の"投資話"を信じる
- やってはいけないこと②:恋愛感情を判断材料にする
- やってはいけないこと③:本人確認が出来ない相手に送金
- やってはいけないこと④:身内に相談できない秘密の投資
- やってはいけないこと⑤:損切りできずに追加入金
- 1189万円を失った後、不動産売却で立て直した話
- 今の私が使っているロマンス詐欺対策チェックリスト
きっかけはTwitterでのフォロー返し
2023年初め、私のTwitterアカウントを、ある女性アカウントがフォローしてきました。プロフィールには「都内在住・金融系勤務・投資好き」と書かれていて、投稿も家計やお金の話ばかり。私のブログにもよく"いいね"がつき、自然と相互フォローになりました。
当時、私は本業のストレスと家族のことで疲れ切っていました。共通の趣味(投資・お金の勉強)で意気投合し、DMでのやり取りが日に日に増えていきました。
3ヶ月かけて"恋人"になり、投資の話が出てきた
相手はすぐに恋愛の話を持ち出してきませんでした。むしろ最初の1〜2ヶ月は、投資の話・私の家族の話・将来の不安など、徹底的に共感してくれる「最高の理解者」として接してきました。
3ヶ月目あたりから「あなたのことが特別」「会いたいけど職業柄会えない」という流れになり、すっかり私は感情を持っていかれていました。
そして4ヶ月目──「実は職場の関係でこんなクローズドな投資案件があって…あなただけに教える」というメッセージが届きました。これがロマンス詐欺の発動ポイントです。
⚠️ ロマンス詐欺の典型パターン
① SNSで好印象なプロフィール → ② 共通の趣味で接近 → ③ 数ヶ月かけて感情を構築 → ④ 「特別な投資話」「秘密の案件」 → ⑤ 少額入金で"利益"を見せる → ⑥ 大きく入金 → ⑦ 出金できない → ⑧ 追加入金を迫る。
やってはいけないこと①:SNSで知り合った相手の"投資話"を信じる
これが一番大事です。SNSで知り合っただけの相手から持ち掛けられる投資話は、99%詐欺です。なぜなら、まともな金融商品はSNSのDMで個人勧誘されません。法律で禁じられている行為です。
「あなただけに教える」「他言無用」というワードが出た時点で、即ブロックが正解。
やってはいけないこと②:恋愛感情を判断材料にする
ロマンス詐欺の本質は、「恋愛感情で判断力が曇る」ことを利用したものです。「この人を信じたい」「裏切りたくない」という気持ちが、本来なら気付くべき違和感を覆い隠してしまいます。
「投資の判断は、恋愛感情と完全に切り離す」これだけで被害の8割は防げます。
📌 私の失敗
最初の100万円を入金したとき「彼女を信じてる証として」という理屈を自分に言い聞かせていました。今思えば、そこで判断力は完全に終わってました。
やってはいけないこと③:本人確認ができない相手への送金
私の相手は、一度もビデオ通話に応じませんでした。「セキュリティの仕事だから顔出しできない」「家族にバレたくない」など、それっぽい理由を並べて。
本人確認(ビデオ通話・対面)が一度もない相手への送金は、絶対にしてはいけません。これは「お金を捨てる」のと同じです。
やってはいけないこと④:身内に相談できない"秘密の投資"
ロマンス詐欺師は必ず「秘密にして」と言います。「妻には言わないで」「他の誰にも教えないで」と言われたら、それは詐欺の確定です。
家族・親友に5分で説明できない投資は、すべて怪しいと考えるべき。私はこれを破ったから1189万円を失いました。
やってはいけないこと⑤:損切りできずに追加入金
詐欺の最後の罠は、「もう少し入金すれば全額返ってくる」という追加要求です。これがサンクコスト(埋没費用)効果。
私の場合、最初の300万円で「これは詐欺かも」と気付いていました。でも「ここで止めたら今までのお金が消える」と思い、追加で900万円近くを入金してしまった。気付いた瞬間に止めることが、何よりも大事です。
1189万円を失った後、不動産売却で立て直した話
気付いたとき、もう相手は連絡が取れなくなっていました。警察に相談しても「海外サーバー経由なので追跡困難」との回答。法的回収はほぼ不可能と諭されました。
1189万円という金額は、サラリーマン家庭にとって致命傷です。住宅ローン、子供の養育費、生活防衛資金──すべてが揺らぎました。
そこで取った行動が、所有していた区分マンションを1棟売却することでした。築古戸建てに資産を集約していなければ、もっと深刻だったと思います。
📌 不動産が"最後の盾"になった理由
① 流動性は低いが、確実に資産価値がある
② 売却までの数ヶ月で、家計を冷静に見直せる時間が持てた
③ 「売却益+家族からの叱責」の両方で、二度と詐欺に遭わない覚悟が決まった
ロマンス詐欺で全財産を失っても、不動産という"出口のある資産"を持っていたことが救いでした。これが私が築古戸建て投資をブログで発信し続ける理由でもあります。
今の私が使っているロマンス詐欺対策チェックリスト
- SNSで知り合った相手とは、最初の1年は一切お金の話をしない
- ビデオ通話に応じない相手は、信用度ゼロと考える
- 「秘密に」「あなただけに」のワードが出たら即ブロック
- 家族に5分で説明できない投資は絶対やらない
- 金融庁の登録業者かどうか必ず確認
- 恋愛感情と投資判断を完全に分離する
- 万が一に備えて"出口のある資産"(不動産・配当株)を持つ
最後に
1189万円は、私にとって大金です。でも、この経験を通じて得た知識と、不動産という"最後の盾"があったおかげで、家族と生活を守ることができました。
あなたには、同じ思いをしてほしくありません。SNSで知り合った相手からの投資話は、絶対に乗らない。そして、いざというときに自分を守ってくれる"出口のある資産"を持っておくこと。このブログが、その一助になれば幸いです。
こ
kosuke
2023年5月、Twitterで知り合った相手からのロマンス詐欺で1189万円の損失。所有不動産を売却して何とか持ちこたえ、そこから自分の専門分野である築古戸建て投資で再起。同じ被害を一人でも減らしたくて発信しています。